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死の香りただよう物語。 『死神と桜ドライブ』

『死神と桜ドライブ』
著者:有間カオル    イラスト:田上俊介    レーベル:メディアワークス文庫

死神と桜ドライブ (メディアワークス文庫)


<あらすじ>

地味なOL生活を送っていた美咲は、アイドルのようなルックスの若くお洒落な彼氏と付き合っている。
ようやく捕まえた愛しい彼のため、借金の連帯保証人にまでなっていた。
だがある日、彼に引き合わされのは、ヤクザな男たち。
まんまと騙され、美咲は風俗に売り飛ばされることになる。
自暴自棄になった彼女は、走ってきた車に思わず身を投げるのだが―。




・設定         ★★★★★★☆☆☆☆  6点


・ストーリー     ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・文章         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・キャラクター   ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・ギャグ        ★★☆☆☆☆☆☆☆☆  2点


・シリアス      ★★★★★★☆☆☆☆  6点


・表紙         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・挿絵         ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  無評価
(本文中に挿絵なし)





・総評         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


遺体ブローカーをテーマとした珍しい作品。

主人公は、恋人に騙され絶望の淵に立っていました。
車に身を投げ出し死のうとしていたときに出会ったのはブローカーの男たち。

主人公は、成り行きで彼らの仕事を手伝うこととなります。

読んでいて、面白い設定だと感じました。
普段の生活では見ることのできない裏の世界がリアルに描かれています。

裏づけもしっかりされており、説得力のある理論が展開されます。

ただ、ひとつ残念なのは要素を詰め込みすぎた幹事があること。

遺体ブローカーたちにファンタジーのような能力が備わっている。
また、その能力についても深く言及されておらず、謎が残る形に。

現実味をおびた話なだけに、キャラがやや浮いてしまっています。
続編で出て謎が明かされれば、この問題は解決するのでしょうが……。

余韻を残す形となっているので、判断・推理は読者にゆだねられています。

「死」というもの、またそのとらえ方。
いろいろと考えさせられる作品でした。





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少女たちが織り成す友情の物語。 『友だちの作り方』

『友だちの作り方』
著者:愛洲かりみ    イラスト:もりちか    レーベル:HJ文庫

友だちの作り方 (HJ文庫)


<あらすじ>

引っ込み思案でアガリ性の少女、椛には、生まれてこの方友達がいない。
そんな椛は、学校の屋上にひとりたたずむ少女、柚木と出会う。
勇気を出して柚木と友達になる椛。
一緒に登校したり、一緒にお弁当を食べたり…そんな幸せな日々がずっと続くかと思いきや、柚木は突然別れを告げ姿を消してしまう。
不器用でかわいい二人が織りなす友情の物語。




・設定         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・ストーリー     ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・文章         ★★★☆☆☆☆☆☆☆  3点


・キャラクター   ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・ギャグ        ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・シリアス      ☆☆☆☆☆☆☆☆☆  1点


・表紙         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・挿絵         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点






・総評         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


ほのぼのしたお話。
物語は穏やかに流れていく。

ストーリー上で起こる事件も、現実的で平穏なものです。
現実味を帯びているからこそ、得られる共感。

「あぁ、こんなことあるよなぁ。」
そう思わせてくれる作品です。

物語は7章の短編から成ります。
店舗もよくサクサク読めるのは魅力の一つ。

あと、この作品で特徴的なのは「あとがき」。
あとがきが2つにわかれています。

心地良い読後感があった作品でした。
気分転換や、ホッとしたいときにぴったりです。





少女と鯨とノスタルジー 『海をみあげて』

『海をみあげて』
著者:日比生典成    イラスト:尾谷おさむ    レーベル:電撃文庫

海をみあげて (電撃文庫)


<あらすじ>

鯨が空を飛んでいるちょっと不思議なこの町で今日も真琴は元気です。
部活も三年生は引退で大好きだった剣道もしばらくお休み。
あまり実感のわかない受験も憂鬱だけど、気にしない気にしない!
お節介でまっすぐな彼女は何にでも首を突っ込みます。
クラスメイトの洋助はそんな彼女に対して冷やかです。
「クールでかっこいいってみんな言うけど、ただ冷たいだけなんじゃないの(真琴評)」
と言われていた洋助も、いつのまにか彼女のペースに引き込まれ…。
また二人で厄介事を引き受けてしまうのです。
ちょっとノスタルジックな普通の少女と少年の物語。





・設定         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・ストーリー     ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・文章         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・キャラクター   ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・ギャグ要素    ★★☆☆☆☆☆☆☆☆  2点


・シリアス要素  ★★★☆☆☆☆☆☆☆  3点


・表紙         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・挿絵         ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  無評価
(本文中に挿絵なし)





・総評         ★★★★☆☆☆☆☆☆
  4点

「ノスタルジック」というワードにひかれて買ったこの作品。
震災からの復興、そして突如現れるようになった空に浮かぶ鯨が本作のテーマです。

雰囲気はいろいろな方が言われてるようにジブリに近いです。
展開も王道を忠実に再現、言い換えれば少しものたりない。

中学生の淡い恋模様、そして青春。

心がほんのり温かくなるお話でした。






主人公はナルシスト!? 『中の下!』

『中の下!』   長岡マキ子

中の下!  ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)


<あらすじ>

聖☆ジュウゾー学園高校には、恋人を作ることを目的とする「カップル試験」がある。
学園一の美少女を狙っていた、自称イケメン最終兵器の瀬木成道だが、美人教諭の「中の下」発言で失意のドン底に。
人はどこまで強くなれるのか。真実の愛とは何か。本作は、それらを熱く問いかける問題作である!




・ギャグ要素   ★★★☆☆

最初のほうはなんだか見ていて痛々しいギャグが多かったような気がします
ギャグ要素は多いですが笑えるかどうかとはまた別の話で…(^^;

・シリアス要素  ★☆☆☆☆

シリアスという言葉はまずこの作品に似合いませんね
学校の名前が「聖☆ジュウゾー学園高校」というところからも推して分かるとおり

・読みやすさ   ★★★☆☆

個人的な感想としてはけっこう読みやすかったなぁと
気負うことなく読める、いい意味でライトノベルらしい作品でした

・イラスト     ★★★★☆

もともと表紙買いだったのですが、中の挿絵も素晴らしかったです
一つ意見を挙げるとすれば挿絵のタイミングでしょうか
主人公の友人が作った変な像よりもう少し他の場面にイラストがほしかったですね

・雰囲気      ★★★☆☆

前述の通りですが、最初のほうはイタイです
学校の名前とか、初期の主人公の言動とか……
後半はラブコメチックな感じでよかったです

・総評       ★★★★☆☆☆☆☆☆

第21回ファンタジア大賞で<金賞>を受賞した本作

「タイトルどおり内容も中の下か」とツッコミをいれる人もいるかもしれません
個人的には中の上なんですけどねw

本作の見所はヒロインにあると思います
仕草の一つ一つが可愛いったらありゃしません

イラストが気に入った方なら楽しめるのではないでしょうか






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ヒムロ

Author:ヒムロ
趣味はラノベを集めること。
積みラノベ消化が今の目標。

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