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線路で拾ったのは、美しい少女だった。 『君に続く線路』

『君に続く線路』
著者:峰月皓    イラスト:―――    レーベル:メディアワークス文庫

君に続く線路 (メディアワークス文庫)


<あらすじ>

所田三郎は狭く暗いトンネルの中を、物言わぬ軌条に優しく触れながら、一人歩いていた。
やがて前方から、悲鳴のような汽笛が聞こえてくる。
待避用の穴に潜り込み、三郎は轟音を立てながら走る機関車をやり過ごす。
そしてトンネルへと立ち戻った彼が目にしたのは、線路に横たわる若い少女の姿だった―。

時は昭和初期。
線路を守る保線手として、二十年以上ひたむきに働いてきた純朴な男と、世間知らずの美しい少女が紡ぐ、ほのかなロマンス。




・設定         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・ストーリー     ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・文章         ★★★★★★☆☆☆☆  6点


・キャラクター   ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・ギャグ        ★★☆☆☆☆☆☆☆☆  2点


・シリアス      ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・表紙         ★★★☆☆☆☆☆☆☆  3点


・挿絵         ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  無評価
(本文中に挿絵なし)





・総評         ★★★★☆☆☆☆☆  4点


四十男の恋、そして少女の恋。
立場のまったく違う2人の、淡い恋物語です。

まず、主人公が保線手という珍しい設定。
私もこの作品を読むまでどんな仕事か知りませんでした。

ヒロインは、世間知らずの金持ち令嬢。
世俗に疎かった少女は、物語が進むにつれ自身の無知と無力さを実感していきます。

主人公は、質実剛健。
仕事にすべてをかける姿には、ある種こどものようないじっぱりな部分も見られます。

物語の構成は、
現在→過去→現在。

メインは昭和期の話で、現在の話はそれを補う形です。
しかし、現在パートはほんのわずかで、やや蛇足かという気もしました。
(読後感という点においては、現在パートも役割を果たしています。)

情景描写は豊かで、イメージしやすく読みやすい。
昭和期の設定もよく作りこまれています。

けして派手ではないけれど、ほのかに香るさわやかさ。
一風変わった、"ボーイ"ミーツガール小説です。






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不思議な映画青春ミステリ。 『[映]アムリタ』

『[映]アムリタ』
著者:野崎まど    イラスト:森井しづき    レーベル:メディアワークス文庫

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)


<あらすじ>

自主制作映画に参加することになった芸大生の二見遭一。
その映画は天才と噂されるつかみどころのない性格の女性、最原最早の監督作品だった。
最初はその天才という呼び名に半信半疑だったものの、二見は彼女のコンテを読み始めた直後にその魅力にとりつかれ、なんと二日以上もの間読み続けてしまう。
彼女が撮る映画、そして彼女自身への興味が二見を撮影へのめりこませていく。
そしてついに映画は完成するのだが―。
大の映研を舞台に描かれる、異色の青春ミステリ!




・設定         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・ストーリー     ★★★★★★☆☆☆☆  6点


・文章         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・キャラクター   ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・ギャグ        ★★★☆☆☆☆☆☆☆  3点


・シリアス      ★★★★★★★★☆☆  8点


・表紙         ★★★★☆☆☆☆☆☆  4点


・挿絵         ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  無評価
(本文中に挿絵なし)





・総評         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


第16回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”の受賞作品。

表紙に騙されました。
ストーリー展開にも騙されました。

もちろん、いい意味で、です。

前半はよくある感じの映画サークルを舞台にした青春モノ。
ですが途中から雲行きが怪しくなってきます。

そしてラストにはまさかの幕引き。
思わず「えっ!?」となりました。

こんなオチだと誰が予想できたでしょうか。
少なくとも私にはできませんでした。

この作品は評価の分かれる作品であろうと思います。
「天才」の描写に現実味がなかったり、トリックや設定に納得できなかったり。

ただ、引きつけられる何かを持つ作品であるのには間違いありません。





人気ライターによる青春ミステリ。 『ハーフボイルド・ワンダーランド』

『ハーフボイルド・ワンダーランド』
著者:早狩武志    イラスト:バーニア600    レーベル:一迅社文庫

ハーフボイルド・ワンダーガール (一迅社文庫)


<あらすじ>

「あたし…本当はちっちゃな頃から」
ずっと好きだった幼馴染みから受ける突然の告白―
そうして始まったのは、バラ色の生活ではなくって…事件だった!?
身に覚えのない嫌疑をかけられ、途方暮れる湯佐俊紀の前に現れた助っ人は、ミステリー研究会の会長・佐倉井綾であった。
推理に行動に何かと大胆な綾と、沈着冷静でちょっぴりヘタレな俊紀。
そんな名(迷?)コンビによる調査は始まったのだが…。
早狩武志が贈る青春ミステリードラマが一迅社文庫に登場!
はたして、俊紀は身の潔白を証明できるのか。




・設定         ★★★★★★★☆☆☆  7点


・ストーリー     ★★★★★★☆☆☆☆  6点


・文章         ★★★★★★★☆☆☆  7点


・キャラクター   ★★★☆☆☆☆☆☆☆  3点


・ギャグ        ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・シリアス      ★★★★★★★☆☆☆  7点


・表紙         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点


・挿絵         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点






・総評         ★★★★★☆☆☆☆☆  5点



「だから俊紀くん……ちゃんと、責任とってくれるよね」
ずっと好きだった幼なじみの口から出たのは衝撃の告白。

幼なじみのお腹には主人公の子供がいるらしい。
身に覚えのない主人公は、疑いを晴らすために奔走する。

……思っていた異常に重い話。
「ライトノベルだから」と思って油断していた。

まさか、の展開が繰り広げられていく。

設定もストーリーもそこそこ面白いんですが、なんだか不思議な読後感。
一部のキャラに不快な印象を抱いてしまったせいでしょうか。

ただ、表紙の主人公2人は魅力的です。
話もよく作りこまれている作品だと感じました。

著者は、PCゲーム「群青の空を越えて」などで有名なシナリオライター。
(都合により、↓はその小説版)

群青の空を越えて -Gefrorenes Ideal-

「甘いだけのいちゃいちゃラブコメはもう飽きた!」という方、
一風変わったラノベが読みたいという方、
おすすめです。





プロフィール

ヒムロ

Author:ヒムロ
趣味はラノベを集めること。
積みラノベ消化が今の目標。

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